LINEにする?AWAにする?APPLEにする?  そ・れ・と・も

定額制配信サービスという名前だけが盛り上がって久しい今日この頃。

聴くならハイレゾかアナログじゃなきゃ嫌だい!!!

と言ってみたいがすっかりApple Musicの虜になりつつあります。

個人的にはAppleの独り勝ちなんじゃあないのぉって思っていたんですが

根拠となるデータは特になく思っていました。肌感。


でもそれでは私の仕事的に許されないような気がして根拠を持とう!と思い立ち、

調べてみました。

Googleトレンドで。

Googleトレンドってなんぞとお思いの方もいらっしゃると思うので

簡単に説明しますと最強の検索エンジン「Google」上で、単語がどれだけ検索されたか、を調査することができるサービスツールです。

ぶっちゃけ無料で誰でも使える程度のツールなのですが解析する人間としては

世間のザックリとした傾向を把握することができるのでめちゃくちゃ重宝しています。

そしてこういうデータこそ有難がられるという、、、


で、今回は今日本で一番賑やかしている「LINE MUSIC」「AWA」「Apple MUSIC」の中でどれが本当に賑やかしてんのよ?って事を調べてみました。

それがこれだ

最高点を100として、検索されたボリュームを相対的に表しています。

上記の図は7/1のApple Musicがスタートした瞬間を100とした図ということになります。


強いですね。LINE、APPLE。ネームバリューがケタ違いです。

このデータは決してアプリDL数ではないので一概にAWA超ショボいじゃん、ということを示すデータではありません。

ただ、初動でこれだけの差がつくというのはそれだけ人々の関心に差があるということを示すデータとしては十分なのかな、と。


で、これはスタート時の差を分かりやすく示した過去90日間のGoogle検索エンジンのデータなんですが今度は有料化が始まったLINE MUSICの変化を示すデータとして

直近30日間に絞ったデータを用意してみました。


それがこれだ



8/9に無料期間終了の瞬間から

落ちてますね。分かりやすく、、

まだ有料化が始まって2週間経っていないデータなのですが

他の2アプリが上下しているのに対して「上がるつもりは毛頭無い!」といわんばかりの下がり方にややエゲつなさを感じます。


でも正直これはLINE MUSICだけでなく

他の2アプリも避けられない運命なのだろうな、と感じています。


日本では定額制は無理なのか、、、


これは本当の本当に肌感の話なので軽く聞き流してくれる程度でいいのですが


作る人たちが増える一方で、買う人が減っているというのが今の音楽のジレンマと感じています。作る意欲は湧いてくるしそれを叶えてくれるツールも発表する場も増えた。

作りたい人が増えた背景でこういう声が聞こえてきました。

「聴きたいものを聴きたいときに聴ければそれでいい。」

私は定額制の良さをそこに感じてはいません。

聴きたい音楽だけでなく知らない音楽も教えてくれるのが定額制の良さと感じています。

Apple Musicがオススメしてくれた「はじめてのオーレン・アンバーチ」には魔法を感じました。


私を含め多くの人達は冒険に疲れている。

騙されたと思って聴く元気がない。

感覚は本来もっと自由ですが、自由があり過ぎる余りに不安で自分をある程度のところで自分と決めつけて縛りつける。情報過多でそんな不自由さを感じてならないのです。

確かに冒険にも目指す場所は必要かもしれない。

そういうものをApple Musicは与えてくれると感じました。


ダラダラと肌感だけの話をして何がいいたいかというと

まとめると

「聴きたいものだけ聴いていればいい」

「無料で聴き続けたい」

この2つの欲求に応え続けている限り、または別に越える欲求を刺激しない限り

あるサービスには永遠に勝てないということです。

決してYOUTUBEに勝つ事だけが勝利ではないし、今作りたい人たちが増えたのはYOUTUBEの恩恵であることは間違いありません。

一概に言えないことばかりですが、このいかんともしがたい差を埋めることを3アプリには望みます。

というわけで本日紹介する音楽は(YOUTUBEで紹介しちゃうぜ!)

本当はアナログで聴いて欲しい祝来日のアルビニ大先生率いる

SHELLAC!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ほんとうに楽しみ、、、

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