減量(ゲリョ)戦記

きっかけは去年の8月に撮った1枚の写真だった。

私の好きな音楽家の1人で向井秀徳という男がいる。

彼のキワッキワなところが好きだ。

彼の鋭いところが好きだ。

そんな彼の歴史・思想を少しでも知りたいと思い、渋谷で開催された「向井秀徳」展に行った。
展示はとても素晴らしいもので、90年代から現代まで駆け抜けたハードコアな礎、堂々たる佇まいにSHIGEKIを受けまくった。
彼のような鋭さを持ちたいとますます願った。

少し胸を張りたい気持ちになって、展覧会に同行していた知人に写真撮影を依頼した。
このKIMOCHIを収めるために。


グドン(愚鈍)
風!風ェ!鋭くなって!!!!!!!(お願いだから)

そういえば健康診断でE判定が万年3つあって、「トリプルEだ!(トリプルA的なノリで)」言ってたのがこの度、4つになってクアドラプルEになった!と騒いでたばかりなのを思い出した。
また、自身の肖像というものが苦手で鏡を十分に見る事も避けていたため現実を受け止めきれてなかった。

周りから指摘されても「やばいやばいってそら大げさな」とか思ってた。

これはいかんざき(旧い)


減量しよう。


かくして減量戦記は始まった。

目標は全盛期の体重で、今よりマイナス20キロ。


作戦1.グルテンフリー

今回の作戦の要。
小麦粉の摂取を止めるという減量方法で、かつて挑戦しては失敗を繰り返したが、それでも最も減量率が高かったのがこの作戦だった。

丁度この1個前の記事では絶食ダイエットみたいなのやってたけど、あれ辛いし食べたいし。


何故長続きしなかったのか?失敗した要因は3つ。

1つは飲みの場での揚げ物。あれを超える美味いものは知らない。
2つ目はCoCo壱。ついつい食べちゃう。週1で食べちゃう手仕込みトンカツカレー(チーズトッピング)
3つ目はアフタヌーンティーの後のあんこギッフェリ(fromナチュロ)
これらが原因となりいつも失敗していた。
対策としては
1.飲みの前にはご飯をなるべく済ませる
2.外食は基本牛丼
3.間食は飴で代用。あと週1はパン食べて良い日を作る
という方法で対処することにした。

ちなみに小麦粉が入ってるか入ってないかは以下の画像を元にジャッジ。とても便利なので各自マスト保存

作戦2.特茶を1日2本

これも以前は1日1本飲むという施策やってたのだが、全然効かなかったし1本の値段が高いので負担は凄いしどーしようかと思ったのだが、新しい現場では特茶が1本140円という安さで手に入ることもあり、
「飲む本数が足らなかったのでは?」
という仮説を立証するためにこれも取り入れてみることにした。

作戦3.姿勢を正す

なるべく運動せずに痩せたい身としては、これも以前から意識してたものの、うまくいかずいつも姿勢が崩れていた。
理由は2つ。
1.姿勢を正そうとすると腹が出るのが恥ずかしい
2.姿勢が正しい状態が分からない
1はもう恥ずかしい姿を晒すしかない。これはもう写真の時点でクリアした。
2は結構重要な問題で、変に胸が突き出た状態になったり結局猫背になってたりすることがあり「姿勢が正しい」状態がどういうことなのか掴めずにモチベーション低下に繋がっていた。
これはYouTubeで検索してみたら今まで聞いたことない方法で正しい姿勢を掴むきっかけを得た。
曰く、「膝立ちをして真っ直ぐ前を見た時」が姿勢が正しい状態らしい。※

※立つという行為は頭部を支える行為で、普段はそれを脚部で行いがちだが、その頭部と地面の距離を縮めることで腹で支える事になり、正しい姿勢にならないとかえって頭部を支えるのがしんどくなり、自然と正しい姿勢に導かれる、ということだとか。

正しい姿勢の感覚を忘れた時は常にこの膝立ちをして確かめることにした。
そこが道端であれトイレであれ。
以上3つの作戦でまずは始めてるみることにした。

すると以下の通り、、

約2.5ヶ月で5.2キロ減!!!

と、ここまでは非常に順調だった。

「え、この調子で言ったら年内で10キロ減とかいっちゃうんじゃない?」

とか言いふらしていたあの時の私に会ってそっと横で

「まぁそうイキらないで」となだめたい。

侍余裕の花遊び

ここから長い壁が立ちはだかるのだった、、(多分続く)

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